■ ID | 345 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | 建設廃木材中の化学物質(第2報) |
■ 著者 | 倉田泰人
埼玉県環境科学国際センター 渡辺洋一 埼玉県環境科学国際センター 河村清史 埼玉県環境科学国際センター |
■ 出版元 | (社)廃棄物資源循環学会 |
■ 出版年 | 2002 |
■ 誌名・巻・号・年 | 第13回廃棄物学会研究発表会講演論文集、476-478 |
■ 抄録・要旨 | 建設廃木材等から製造された木くずチップについて、過去に木材保存剤として使用された有機塩素系化学物質を中心とした薬剤の濃度レベルと検出率を示した。木くずチップを1988年、1998〜99年、2001〜02年の3時期に渡って採取したところ、いずれの時期においても検出率が高い物質はPCPを始めとするクロロフェノール類やクロルデン類であり、DDT、アルドリン等は現在排出されている木くず中の濃度及び検出率とも低下し、今後はほとんど含まれなくなると予測された。さらに、現時点で木くずチップの有力な用途先であるパーティクルボード製品中にはクロロフェノール類が含まれており、加えて2,4,6-トリブロモフェノールが比較的高濃度に含まれていた。ボード廃棄時に注意が必要であると考えられた。 |
■ キーワード | 建設廃木材、木くずチップ、木材防腐剤、木材防蟻剤、PCP |
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